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CAST -
キャスト -

イザベラ・ロッセリーニ(カッチェン・アインシュタイン)
ISABELLA ROSSELLINI, Katchen
1952年6月18日イタリア、ローマ生まれ。父は監督のロベルト・ロッセリーニ、母
はスウェーデン出身の大女優イングリッド・バーグマン。双子の姉として生まれる
(妹はイングリッド・イゾッタ)。5歳で両親が離婚し、母方に付く。大学で学んだ
後、TV局RAIでADを務めた後、NY支社に派遣され、当地でレポーターなどもこなす。
76年には母が出演したヴィンセント・ミネリ監督作「ザ・スター」で映画に初出演。
その後はTVのお笑い番組でロベルト・ベニーニを相手に4年間共演し、お茶の間の名
声を獲得。一方でランコム社のイメージ・モデルも務め、その美貌を世界に知らしめ
た。79年にタヴィアーニ兄弟監督の牧歌的なファンタジー「草原」でヒロインを好演
して評判となり、翌年ナストロ・ダルジェント賞の新人女優賞を受賞。この頃、マー
ティン・スコセッシと結婚し、活動をセーブするが、83年に離婚。その後モデルの
ジョナサン・イドマンと再婚し、一児を設けるものの再び女優活動を選び、85年『ホ
ワイトナイツ/白夜』でハリウッド・デビュー。翌年『ブルーベルベット』でニュー
ロティックな役を怪演してスキャンダラスな話題となり、イタリアでは不謹慎とされ
『黒い瞳』の出演場面をカットされる一方でインディペンデント・スピリット賞の主
演女優賞を受賞。一躍時の人となり、デイヴィッド・リンチとのコラボレーションで
様々な役に挑戦。90年には『今ひとたび』の好演でピープル誌の「世界で最も美しい
女性50人」に選出。92年は『永遠に美しく...』でサターン賞の助演女優賞を受賞。
「The Tracey Ullman Show」や『フレンズ』などのTVなどにも出演し、97年はシリー
ズ『シカゴ・ホープ』の出演エピソードによりゲスト女優賞にノミネートされ、マー
ク・ライデル監督『判決/クライム・オブ・ザ・センチュリー』でエミー賞候補と
なった。なお、94年『不滅の恋/ベートーヴェン』でクラッベと初共演し、彼の監督
作「Left Luggage」(98)での演技によりベルリン映画祭の特別賞を与えられ、本作で
の熱演でもダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞の主演女優賞にノミネートされた。一
方、コスメティックの会社「MANIFESTO」を興し、サイト
[www.isabellarossellini.com]でも自社ブランドのメイクやフレグランスについての
解説も行っている。
■主な出演作品
76 : ザ・スター[v] (ヴィンセント・ミネリ)
79 : 草原[f] (タヴィアーニ兄弟)
85 : ホワイトナイツ/白夜 (テイラー・ハックフォード)
86 : ブルーベルベット (デイヴィッド・リンチ)
87 : シエスタ (メアリー・ランバート)
: 黒い瞳 (ニキータ・ミハルコフ)
: タフガイは踊らない (ノーマン・メイラー)
88 : ゼリーと私[v] (アベル・フ?ーラ)
89 : 今ひとたび (ジョエル・シューマッカー)
90 : ワイルド・アット・ハート (デイヴィッド・リンチ)
90 : 宮廷円舞曲 (ジャン=シャルル・タケラ)
: アイボリー・ハンター[v] (ジョセフ・サージェント/TV)
91 : ライズ・オブ・ツインズ[v] (ティム・ハンター/TV)
92 : 永遠に美しく… (ロバート・ゼメキス)
: フライング・ピクルス[v] (ポール・マザースキー)
93 : 堕ちた天使たちVol.1 (TV/トム・クルーズ篇「ついてない1日」)
: 愛の果てに (ジョン・シュレシンジャー)
: フィアレス (ピーター・ウィアー)
94 : ワイアット・アープ (ローレンス・カスダン)
: The Gift (ローラ・ダーン/TV)
: 不滅の恋/ベートーヴェン (バーナード・ローズ)
95 : ヴァンゲリア (TV/ロバート・ゼメキス篇「罠に落ちたボギー」)
96 : シェフとギャルソン、リストランテの夜 (スタンリー・トゥッチ)
: フューネラル (アベル・フェラーラ)
: 判決/クライム・オブ・ザ・センチュリー (マーク・ライデル/TV)
97 : オデッセイ (アンドレイ・コンチャロフスキー/TV)
98 : インポスターズ[v] (スタンリー・トゥッチ)
: Left Luggage (イェルーン・クラッベ)
: エクスカリバー 聖剣伝説[v] (スティーヴ・バロン/TV)
00 : ドン・キホーテ[d] (ピーター・イェイツ/TV)
: ふたりのトスカーナ (アンドレア&アントニオ・フラッツィ)
01 : Empire (フランク・ライス)
02 : Roger Dodger (ディラン・キッド)
: Mysteries of Love (ジェフリー・シュワーツ/V)
: Napoleon (イヴ・シモノー/TV)
: The Wedding Contract (ロバート・グリーンハット)
03 : The Tulse Luper Suitcases (ピーター・グリーナウェイ)
: Monte Walsh (サイモン・ウィンサー/TV)

イェルーン・クラッベ(ヴィルヘルム・アインシュタイン)
JEROEN KRABBE,Wilhelm
1944年12月5日オランダ、アムステルダム生まれ。祖父、父が画家だったこともあ
り、幼い頃から絵を書いて育つが、元女優で映画の字幕なども手掛けていた母の影響
で、映画にも親しむ。兄ティムは作家となり、映画化された「失踪」など発表。アム
ステルダムのリートフェルド芸術院で美術を専攻し、65年に卒業。その後演技の道に
方向転換し、当地の王立演劇院に入学。以来、演技を学びながら舞台活動も始めて国
内を巡演し、特に《アンネの日記》の公演で成功をおさめる。映画にも時折出演して
いたが、ポール・ヴァーホーヴェンと出会い、アカデミー賞候補作「女王陛下の戦
士」(77)、「スペッターズ」(80)、アヴォリアズ映画祭グランプリ作『4番目の
男』(83)でのコラボレーションで世界的に注目を集める。その後は活躍の場を広げ、
英語作品にも次々と出演を始め、人気シリーズ『マイアミ・バイス』のエピソードに
も主演。87年には『007/リビング・デイライツ』に敵役で出演。ロングラン・ヒッ
ト作「デランシー・ストリート」(88)の作家、『サウス・キャロライナ/愛と追憶の
彼方』(91)のヴァイオリニストなどで鼻持ちならない男を好演して印象づけ、『逃亡
者』では主人公を陥れる黒幕役で広く認識されるようになった。
一方、『不滅の恋/ベートーヴェン』、TV『オデッセイ』で共演したイザベラ・
ロッセリーニをヒロインに得て、長らく企画していた初監督作「Left Luggage」を98
年に完成。ベルリン映画祭の"嘆きの天使"賞やドイツ・エムデン映画祭、オランダ映
画賞の作品賞を受賞し、各国で評判となった。本作後はハリー・ムリシュ原作「The
Discovery of Heaven」をスティーヴン・フライ、グレッグ・ワイズ主演で映画化し
て、好評を博した。
■主な作品
77 : 女王陛下の戦士[v] (ポール・ヴァーホーヴェン)
80 : スペッターズ[v] (ポール・ヴァーホーヴェン)
82 : 第三次世界大戦 (デイヴィッド・グリーン、他/TV)
83 : 4番目の男 (ポール・ヴァーホーヴェン)
85 : 海へ帰る日[v] (ジョン・アーヴィン)
86 : ノー・マーシィ/非情の愛 (リチャード・ピアース)
: ジャンピン・ジャック・フラッシュ(ペニー・マーシャル)
87 : 007/リビング・デイライツ (ジョン・グレン)
: 特捜刑事マイアミ・バイス(TVシリーズ/『女刑事ジーナの復讐!!』篇)
: コードネーム・ダンサー[v] (バズ・キューリク/TV)
88 : ワールド・アパート (クリス・メンゲス)
: パニッシャー (マーク・ゴールドブラット)
: デランシー・ストリート/恋人たちの街角[v](ジョアン・ミクリン・シル
ヴァー)
89 : スキャンダル (マイケル・ケイトン=ジョーンズ)
90 : シークレット・ウェポン (ドン・テイラー/TV)
: ゴールド・レイダース[v] (ジョン・シール)
: ロビン・フッド (ジョン・アーヴィン)
: モサドに狙われた男 (イアン・シャープ/TV)
91 : KAFKA迷宮の謎 (スティーヴン・ソダーバーグ)
: サウス・キャロライナ/愛と追憶の彼方(バーブラ・ストライサンド)
92 : 独裁/スターリン (イヴァン・パッサー/TV)
: わが街セントルイス[v] (S・ソダーバーグ)
93 : 逃亡者 (アンドリュー・デイヴィス)
: インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険(TV/ニコラス・ローグ「パリ,編」)
94 : カストラート (ジェラール・コルビオ)
: 不滅の恋/ベートーヴェン (バーナード・ローズ)
97 : ロルカ、暗殺の丘 (マルコス・スリナガ)
: オデッセイ (アンドレイ・コンチャロフスキー/TV)
98 : エバー・アフター (アンディ・テナント)
: 娼婦ベロニカ (マーシャル・ハースコウィッツ)
: Left Luggage (監督・製作も)
99 : 理想の結婚 (オリヴァー・パーカー)
00 : ふたりのトスカーナ (フラッツィ兄弟)
01 : The Discovery of Heaven (監督も)
02 : Fogbound (アテ・デ・ヨング)
STAFF - スタッフ -

アンドレア&アントニオ・フラッツィ(監督・脚本)
ANDREA e ANTONIO FRAZZI
1944年イタリア、フィレンツェ生まれの双子の兄弟。大学で文学、哲学をそれぞれ
専攻。その後、演劇の道に進み、72年に共同演出家として舞台デビュー。《ドン・
ジョヴァンニ》、《Victor ou les enfants au pouvoir》、《ハムレット》、《カラ
ミティ・ジェーン》といった演目をミラノのピッコロ劇場などで公演した。75年には
イタリアの国営放送局RAIでTV番組の演出やドキュメンタリーの監督なども始める。
79年「Diario di un uomo di 50 anni (50歳の男の日記)」でTV映画を共同監督。80
年には「La cosa sulla Soglia (入り口での事)」でミストフェスト(ミステリー映画
祭)の監督賞を受賞。86年はシュニッツラー著「恋愛三昧」を「La Contessina
Mizzi」としてTV化。87年にはミニ・シリーズ「Nel gorgo del peccato (罪に束縛
され)」(86)で高く評価され、AICRET(イタリア放送協会)賞を受賞した。90年にはバ
ルバラ・デ・ロッシ主演「La storia spezzata (こわれた物語)」を初めてフランス
との合作で監督し、92年アグリジェントのTV賞テレガットで最優秀ミニ・シリーズ賞
を受賞。2部のミニ・シリーズとして作った「Due madri per Rocco (ロッコの2人の
母)」(93)は、94年サレルノ映画祭でイタリア大統領賞を受賞した。95年は「La
storia di Chiara (キアラの物語)」でイタリアTV賞の監督賞を受賞し、続くゼンタ
・バーガー、オメロ・アントヌッツィ共演「Dopo la tempesta (嵐の後で)」ではサ
レルノ映画祭の観客賞と中央ヨーロッパ映画祭に入賞。97年はセルジョ・カステッ
リット主演「Don Milani-il priore di Barbiana (ドン・ミラーニ、バルビアーナ教
区司祭)」でエンニオ・フライアーノ賞を受賞するなど、作品発表毎に高い評価を得
ており、イタリアTV界を代表する兄弟監督として君臨している。
今回、チェッキ・ダミーコの信任を受け、ロッセリーニ、クラッベ、サフォノヴァ
ら魅力的なキャストを得て取り組んだ、初の映画作品を感動的なものに仕上げ、各映
画祭などで多くの賞を獲得した。この後マッシモ・ギーニらの出演で「Almost
America」をカナダとの合作で手掛けている。
■監督作品 (本作と「Almost America以外はTV)
79 : Diario di un uomo di 50 anni
: L'impostore (シリーズ)
80 : La cosa sulla Soglia (シリーズ)
81 : La Biondina (ミニ・シリーズ)
84 : La zia di Carlo
85 : La purga del Bebe'
: Leonia e in anticipo
: Madame Princesse
86 : Nel gorgo del peccato
: La Contessina Mizzi
90 : La storia spezzata
92 : Uscita di emergenza
93 : Due madri per Rocco (ミニ・シリーズ)
94 : La storia di Chiara
96 : Dopo la tempesta
: L'avvocato" delle donne
97 : Il nostro piccolo angelo
: Don Milani-il priore di Barbiana
00 : ふたりのトスカーナ
01 : Almost America