監督:ベティナ・オベルリ
1972年、ユングフラウ地方で有名な2つの湖に囲まれたインターラーケン生まれ。1995-2000年までにチューリヒ教育芸術大学で、映画・ビデオを重点科目として学び、2000年に映画監督として卒業。その後、ニューヨークなどでスティーヴ・ブシェミ監督のもとで、ルー・リードの音楽ビデオの撮影や、ハル・ハートリー監督のもとで、映画『ヘンリー・フール』の舞台装置アシスタントを務める。様々なコマーシャル映画、撮影助手、助監督を務め、スイステレビDRSでは、キャスティング・アシスタントを務める。2004年には、国際ボーデン湖会議の助成金を得ている。初めての長編劇場用作品、『ひとすじの温もり』は、サン・セバスチャンでプレミア上映され、チューリッヒ映画賞を受賞、スイス映画賞の“最優秀作品賞”にノミネートされた。他にも、映画監督として、NDR(北ドイツ放送)監督賞を受賞した。
■作品履歴■
2004年『ひとすじの温もり』
シネマ・アンジェリカにて公開/大阪ヨーロッパ映画祭出品
第15回シュヴェリン映画芸術フェスティバル監督賞受賞
2004年チューリッヒ映画賞、2005年スイス映画最優秀作品賞にノミネート
サン・セバスチャン、ケルン、モスクワ、サンフランシスコなど様々な国際映画祭に参加
2002年 『イビツァ』<短編> 監督・脚本・演出
オーバーハウゼン国際短編映画祭、少年映画審査委員賞受賞
作品第15回シュヴェリン映画芸術フェスティバル監督賞受賞
2000年 『スーパーノヴァ』<短編>  監督・脚本・演出
2001年スイスイメージ賞、スイス映画新人賞、“マックス・オフェリス賞”にノミネート
ボローニャ、ケルンなどの映画祭に参加
1999年 『夏の手紙』<短編> 監督・脚本・演出
1998年 『クララ&アルフレッド』<ドキュメンタリー>
1999年スイス・少年映画祭で「1999年シュピーツ賞」受賞
シュテファニー・グラーザー:マルタ・ヨースト
ノイエンブルク生まれ、チューリヒ在住。 スイスでも名が知られており、“グレート・レディー”と呼ばれるほど、人気のある大女優の一人。70年代には、土曜日の夜に人気を博した『テレボーイ』で、トラウゴッティという名の金魚を飼っているエリーゼおばさんの役を演じ、喜劇役者として有名に。その他にも数々のスイス映画やテレビドラマに出演、フランツ・シュナイダーによって映画化された、ゴットヘルフの作品や、『モーテル』、『女社長』、『シニアのタンゴ』シリーズ、ヴァーロ・ドイバー、ペーター・シュティーリンによる『同窓会』などにも出演。
また、ロカルノの国際映画祭で長年の業績を讃えられ、特別豹賞を受賞した。
主な映画出演作は、
『私の名はオイゲン』 (05)、『星の山』(04)、『バーゼルに死す』(88)、『同窓会』(88)、『警官ヴェッケルリ』(55)
アンネマリー・デューリンガー:フリーダ・エッゲンシュワイラー
商人の娘としてバーゼルに生まれる。ウィーン、ブルク劇場のアンサンブルに50年以上在籍し、シェークスピアのヴィオラ、タイターニア、ポルツィア、ヨーク公爵夫人、シラーのエリザベス女王、グリルパルツァーのエスター、サッフォー、ベルター、イプセンのボルクマン夫人、オーゼなど、女優としてあらゆる重要な役を演じてきた。1992年には、ヨーゼフシュタットの劇場でジェームス・サンダースの『よい時代』で演出家としてデビューを果たす。現在もブルク劇場アンサンブルのメンバーであり、舞台女優として活躍している。2005年、「ウィーンへの貢献による金名誉賞」を受賞した。
主な映画出演作は、
『クリムト』 (06)、『ヴォロニカ・フォスのあこがれ』(82)、『天使の影』(76)、『永遠のワルツ』(54)
ハイジ=マリア・グレスナー:リージ・ビーグラー
南ドイツ生まれ、スイス育ち。ドイツ、オーストリア、スイスで活躍し、1987/88年のシーズンからベルン市立劇場に出演。40年近い演劇人生で、劇作の様々な役柄を演じてきた。初期の頃にはシェークスピア(ロザリンデ、イザベラ、ベアトリーチェ、タイターニアなど)を多く演じるとともに、ドイツの古典作品も演じ、後にはチェーホフ(『カモメ』のアルカディアーナ、『桜の園』のリュボフ・アンドレジェフナ)、G.B.ショー(『傷心の家』)、イブセン(『幽霊』のヘレーネ・アルヴィング)、マクナリー(『マイスタークラス』のマリア・カラス)、など、多くの役を演じた。その他に、ミュージカル、音楽のジャンルでも活躍し、古典や現代文学の様々な企画に参加している。
主な映画出演作は、
『ハンディマン』 (06)、『お菓子』(05)、『リロとフレディ』(03)、『スイス・ラブ』(02)、『キリマンジャロ』(01)
モニカ・グプサー:ハンニ・ビエリ
1931年、スイス生まれ。16歳でチューリッヒの演劇学校(ビューネンスタジオ)に入り、チューリッヒ劇場の研修生となる。1949年、バーゼル市立劇場で初舞台を踏み、1951年から55年まではビール=ゾロトゥルン市連合劇場アンサンブルのメンバーだった。いったん家庭に入った後、1985年に復帰し、市連合劇場アンサンブルのメンバーに戻る。1990年以降、チューリッヒ・メルヘン劇場(支配人エリーリヒ・フォックのメンバーで、1994年以降は、ヴィンタートゥーア・サマーシアターのメンバー)で、『ヒ素とレースの帽子』、『レディ・キラーズ』、『真珠のようなアンナ』、『グラニー』など、その他多くの作品に出演している。
主な映画出演作は、
『きつね夫人』 (短編映画、05)、『ホイ、マーヤ』(短編映画、04)、『ラーゴ・ミオ』(03)
ハンスペーター・ミュラー=ドロサート:ヴァルター・ヨースト
1977年から1980年にかけてチューリッヒ劇場アカデミーに通い、俳優と演劇教育学の二つの専門教育を受けた。俳優としては、ノイマルクト劇場や、チューリッヒ劇場、ウィーン・ブルク劇場などで活躍した。『たくらみの恋』(シュテファン・ミュラー出演)、『アンティゴネ』(ハンス=ディーター・イェンドレイコ演出)、『リビングルーム』(クリスティアーネ・ポーレ演出)、『饗宴』(シュテファン・ミュラー演出)、『カールトン』(フォルカー・ヘッセ演出)、『習慣の力』(ハラルド・クレメン演出)、『旧世界より』(トースティン・フィッシャー演出)、『ブラック・ライダー』(シュテファン・ミュラー演出)などの作品に出演。1997年から2004年まではチューリッヒ演劇大学の演劇指導の講師もつとめた。
主な映画出演作は、
『カナビス』 (06)、『星の山』(03)、『アンナ・ヴンダー』(01)、『ペーストリー、痛み、政治』(97)、『焼ける夜』(94)